WordPressを更新しよう

世界最大のCMS(Content Management System)として知られ、「全世界のWebサイトのうち1/4(26%)はWordPress(ワードプレス)でできている」とまでいわれるWordPress。

Webライターとして仕事をしていると「記事が書けたら直接WordPressから更新して欲しい」というようなことも多く、「WordPressの更新作業もできます!」というライターは重宝されます。

ここまでで身構えてしまう方もいるかも知れませんが、「学生時代ブログ書いてたなぁ」というような人や、各SNSを使いこなしている現代人にとっては決して難しいものではありません。
下記のマニュアルにざっと目を通していただければすぐにでも使えるようになるでしょう。

管理画面にログインする

管理画面にログインする

まずは支給された管理画面のURL(http://example.com/wp-login.php)を開き、

を入力して管理画面にログインしてください。

管理画面にログイン

ページが移動して「ダッシュボード」が表示されたらログイン完了です。
ログインするアカウントの権限レベルによっては左側のメニューの数が少なかったり、少しだけ表示が変わる場合もあります。
(画像は「管理者」権限のものです。)

記事を投稿する

画面左側のメニューの「投稿」をクリックしてみましょう。

投稿

このように現存する記事の一覧が表示されます。
既存の記事を編集する場合はこの一覧の中からタイトルをクリックすると編集画面に移動します。

今回は記事を新しく記事を投稿するため、左側の「投稿」メニューの「新規追加」をクリックしてください。

記事を入力する

記事を入力する

左側の「投稿」メニューから「新規追加」をクリックするとこのような入力画面が表示されます。
「ここにタイトルを入力」と表示されている部分が「タイトル」を入力する欄、その下の広いテキストエリアが「本文」を入力する欄です。

なお、デフォルトでは青い矢印の「ビジュアル(ビジュアルリッチエディターモード)」が表示されますが、やや入力に癖があり余計なHTMLタグが補完されてしまうことも多いため、赤い矢印の「テキスト(テキストエディターモード)」から執筆するのがおすすめです。

新規追加

基本的には「タイトル」と「本文」を入力して、右側の青いボタンをクリックすることで記事が「公開」、または「保存」されます。
(画像では「公開」ですが、権限レベルにより異なります。)

あまり触れることはないかも知れませんが、その他の項目についても下記で補足します。

フォーマット

記事毎にレイアウトを変更するような設計のWebサイトの場合、各記事でフォーマットを選択する必要があります。
ライターが管理画面を操作することが多いWebメディアでは使用していない場合がほとんどでしょう。

カテゴリー

記事のカテゴリーを選択します。
複数のカテゴリーが存在する場合、チェックボックスにチェックを入れていくつでも選択できるようになっています。

タグ

「カテゴリー」と似た機能ですが、多くの場合事前に設定しておいた中から選択する「カテゴリー」と違い、記事ごとにより密接な「キーワード」を気軽に登録できるのが「タグ」機能です。

アイキャッチ画像

その記事の内容を端的に表し、ビジュアル面から「目を引く」のがアイキャッチ画像。
SNSでシェアされた際などもこの画像が表示されることが多いため、見たことのある方も多いのではないでしょうか。

管理画面を自分好みに使いやすくカスタマイズする

投稿画面の画面上部に表示されている「表示オプション」。
こちらをクリックすると、先程ご紹介した各項目を「表示するかどうか」を選べるチェックボックスが現れます。

管理画面を自分好みに使いやすくカスタマイズする

また、レイアウトを変更したり、逆にこれまで表示されていなかった項目を追加することも可能です。
これらの設定はアカウント毎に別々になっているため、日頃から使わない項目は表示されないようにするなど、自分好みにカスタマイズしましょう。

ユーザープロフィール

先程ご紹介した投稿画面の「ビジュアルリッチエディターモード」は、左側の「ユーザー」メニューの「あなたのプロフィール」から非表示に設定することもできます。

ユーザープロフィール

また、管理画面の配色を変更したり、パスワードの変更もこちらの画面からできます。
Webサイトの設定によってはこの画面からあなたの「プロフィール画像」や「各種SNSアカウント」を設定できるようにしているしているケースも多いでしょう。